新旧の文化を
あらゆる形で
発信する
KYOTO CREATIVE PARK 2024
KYOMAF
Kyoto City KYOCERA Museum of Art
ROHM Theatre Kyoto
Kyoto International Manga Museum
京都国際マンガミュージアム
マンガの収集・保管・展示およびマンガ文化に関する調査研究を行う博物館的機能と図書館的機能を併せ持つ新しい文化施設。マンガ資料は、江戸中期の江戸戯画、明治の雑誌や戦後の貸本などの貴重な歴史資料や現在の人気作品、海外作品など約30万点。その内5万冊のマンガ本は館内のどこでも自由に読むことができる。建物は、元龍池小学校の昭和4年建造等の校舎を活用し、当時の佇まいを残している。土・日・祝日を中心にマンガの作画工程が間近に見られる「マンガ工房」やマンガ・アニメ風の似顔絵が描いてもらえる似顔絵コーナーも人気。「えむえむ紙芝居」では昔懐かしの紙芝居口演が見られる。
Kyoto Museum of Crafts and Design
京都伝統産業ミュージアム
京都の伝統産業とその背景を紹介するミュージアムです。西陣織や京友禅などの染織品から京焼・清水焼、京漆器などの諸工芸品まで、バリエーション豊かな京都市の伝統産業74品目を一堂に展示。各品目の詳しい解説や制作工程の映像をはじめ、実際に触って体験できるコーナーや道具・素材の展示を通して、完成品の鑑賞だけでなく、その背景やものづくりの過程や技術についても学び、楽しむことができます。併設のミュージアムショップでは、京都の伝統産業の技術を生かした懐かしくも新しい品々を販売しています。
京都市の都市部と東山山麓の間に位置する岡崎エリア。平安京の東に位置するこの場所は、当時の歴史と情緒を色濃く残すだけでなく、この地に流れる琵琶湖疏水は明治時代に完成し、京都の近代化の礎を築きました。古都のアイデンティティの源流とも呼べる歴史情緒と、今の京都へと続く近代化の歴史を紡ぐこの場所には、京都市京セラ美術館やロームシアター京都、京都国際マンガアニメフェア(通称:京まふ)など、新旧の文化をあらゆる形で表現・発信するクリエイティブな文化施設やイベントが集中しています。「ここに来れば、いつでも文化に触れられる。」そんな京都・岡崎エリアの文化発信拠点となる3つのスポットを紹介します。
ロームシアター京都(京都会館)は2016年1月10日にリニューアルオープンしました。2005名収容のメインホールをはじめ、716名収容のサウスホール、リハーサルや約200名収容の小劇場としても利用できるノースホール(新設)、その他2つの会議室などを備えます。そして、新たに文化事業や文化芸術の活性化に資する賑わい創出のためのスペースとしてレストラン、ブック&カフェなどを備えた「パークプラザ」を新設。文化芸術都市・京都を発信する「文化の殿堂」として、コンサートをはじめ、オペラ、バレエ、伝統芸能、演劇、ミュージカルなど様々な分野の本格的な舞台芸術公演の他、レセプションやコンベンションなどMICEにも対応した劇場に生まれ変わりました。
京都国際マンガアニメフェア(通称:京まふ)は平成24年(2012年)から開催している、西日本最大級のマンガ・アニメ・ゲーム等の総合見本市です。毎年9月にみやこめっせ及びロームシアター京都で開催しており、会場では、出版社やテレビ局、映像メーカーなどが出展し、最新作のPRやグッズ販売、人気声優などによるステージイベントなど、様々な企画が行われます。令和6年(2024年)の「京まふ」は9月21日(土)・22日(日)に開催。この期間以外にも様々な企画を実施。最新情報は、京まふ公式Xで発信しています。
昭和8年(1933年)、昭和天皇即位の大礼を記念して開設。京都画壇をはじめとする近代日本画の名品を多数所蔵している。令和2年(2020年)春のリニューアルオープン後は、コレクションルームが新設され、京都を基軸として近代から現代の美術の面白さをたっぷりと体感できるよう、テーマを設けて展示を行っている。また、新館「東山キューブ」では、現代アートをはじめ、デザインやマンガ、アニメ、ファッションなどの展覧会を開催し、これまで以上に幅広いアートに触れられるようになっている。和洋折衷の特徴的な建築意匠はそのままに、新たにガラス張りの地下エントランスが誕生するなど、歴史と未来感が融合する建築はインスタ映え必至。